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片頭痛

2015.06.23 | Category: 未分類

前回は緊張型頭痛について説明しましたが、今回は片頭痛についてお話しします。

片頭痛は、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つように

 「ズキンズキン」と痛むのが特徴です。痛みは4~72時間続きます。

 

 

 

片頭痛の主な症状

  痛み方  

      ・時々起る(間欠的)

      ・ズキンズキンあるいはガンガンと脈打つような痛み(4~72時間)

  痛みの場所

      ・頭の片側に起こることが多いが両側のこともある。

  頻度

      ・月に1~2度、多くて週に1~2回

  経過

      ・痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気や嘔吐を伴なう事もある。

      ・動くと痛みが悪化する/動くよりじっとしている方が楽

      ・痛みの発作が起きている間は、姿勢を変えたり、頭をちょっと傾けたり

       するだけでも痛みが強くなる

  痛み以外の症状

      ・頭痛に伴って吐き気がしたり、胃がムカムカすることがある

      ・頭痛に伴ってふだんは気にならない程度の光がまぶしく感じることがある

      ・頭痛に伴ってふだんは気にならない程度の音がうるさく感じることがある

      ・頭痛に伴ってにおいが嫌だと感じることがある

  前兆

       ●頭痛が起こる前兆として、目の前にチカチカとしたフラッシュ

        のような光やギザギザした光があらわれたり、視野の一部が見

        えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が出ることもある

  

頭痛の前兆

 

 

片頭痛は、「前兆のない片頭痛」と「前兆のある片頭痛」の2タイプに分けられ、

前兆のある人は20~30%といわれています。
前兆のある片頭痛では、頭痛が起こる前に、いくつかの前兆がみられます。

目の前にチカチカと光るフラッシュのようなものがあらわれ、視野の片側、

または中心部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)を生じたり、

手足のしびれ、感覚が鈍くなる感覚異常、言葉が話しにくくなる失語性言語障害

がみられる場合もあります。
 

このような前兆はおよそ15~30分で消失し、続いて頭痛が始まります。

閃輝暗点(せんきあんてん)とは?

視野の中にチカチカ光る小さな点があらわれ、それが次第に大きくなっていきます。

場合によっては視野の片側がまったく見えなくなったり、中心部がぼやけて見えにくく

なったりもします。

イメージ画像

 

※注意事項

片頭痛は、いったん治まると痛みはウソのように消えてしまい、ふだんは何の症状もありません。そのため、痛み出したときだけ市販の鎮痛薬を飲んで、我慢してしまう人が少なくありません。市販薬でうまくコントロールできていれば問題ありませんが、(1)痛みが頻回、(2)市販薬が効かない、(3)毎日のように鎮痛薬を服用している、(4)寝込んでしまうなど、日常生活に支障がある場合は、自己対処がかえって頭痛をこじらせてしまうこともあります。自己判断で対処せず、早めに医師に相談するようにしましょう。

 

片頭痛の分類

 

 

 

 

頭痛の国際的な診断基準である国際頭痛分類第2版(ICHD-II)では、片頭痛は「前兆」の有無により、「前兆のない片頭痛」と「前兆のある片頭痛」に大別されています。

前兆のない片頭痛

 

 

1.1 前兆のない片頭痛の診断基準

  • A. B~D を満たす頭痛発作が5回以上ある
  • B. 頭痛の持続時間は4~72時間(未治療もしくは治療が無効の場合)
  • C. 頭痛は以下の特徴の少なくとも2項目を満たす

    1.片側性

    2.拍動性

    3.中等度~重度の頭痛

    4.日常的な動作(歩行や階段昇降などの)により頭痛が増悪する、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける

  • D. 頭痛発作中に少なくとも以下の1項目を満たす
    1.悪心または嘔吐(あるいはその両方)
    2.光過敏および音過敏
  • E. その他の疾患によらない

前兆のある片頭痛

 

 

1.2.1 典型的前兆に片頭痛を伴うものの診断基準

  • A. B~D を満たす頭痛発作が2回以上ある
  • B. 少なくとも以下の1項目を満たす前兆があるが、運動麻痺(脱力)は伴わない

    1.陽性徴候(例えばきらきらした光・点・線)および・または陰性徴候(視覚消失)を含む完全可逆性の視覚症状

    2. 陽性徴候(チクチク感)および・または陰性徴候(感覚鈍麻)を含む完全可逆性の感覚症状

    3.完全可逆性の失語性言語障害

  • C. 少なくとも以下の2項目を満たす

    1.同名性の視覚症状または片側性の感覚症状(あるいはその両方)

    2.少なくとも1つの前兆は5分以上かけて徐々に進展するか、および・または異なる複数の前兆が引き続き5分以上かけて進展する

    3.それぞれの前兆の持続時間は5分以上60分以内

  • D. 1.1「前兆のない片頭痛」の診断基準B~Dを満たす頭痛が、前兆の出現中もしくは前兆後60分以内に生じる
  • E. その他の疾患によらない

日本頭痛学会・国際頭痛分類普及委員会 訳:国際頭痛分類 第2版 新訂増補日本語版 医学書院:3, 2007

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緊張型頭痛について

2015.06.06 | Category: 未分類

こんにちは、最近頭痛の患者さんが多いので今回は頭痛について投稿させていただきます。

 

頭痛は基本的には3つに分かれます。

 

緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛です。

 

今回は緊張型頭痛についてです。

 

緊張型頭痛

症状は

締め付けられる・圧迫されるような重い痛みを感じる

○頭の両側が痛む

○ストレスを感じた後や細かい作業後に痛む

○痛む部分をマッサージしたりお風呂に入って温めると楽になる

○重苦しい痛みがだらだらと長時間続く

○肩こりや首の凝りを感じる

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 頭痛の約半数を占めるこの緊張型頭痛は、どうすれば良くなるのでしょうか?

 

①メカニズムについて・・・ 大きく身体的ストレスによるものと精神的ストレスによるものに分         

              かれます。

 身体的ストレス:無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけ

                              ての筋肉中に乳酸などの疲労物質がたまり、血液の流れが障害されること

         によって神経を刺激し痛みを引き起こすと考えられています。

                               特に、首筋の筋肉が弱い人ほど、頭部をしっかりと支えることができずに頭

                               痛を引き起こしやすい傾向となります。

 

 精神的ストレス:身体的なストレスが無くとも、精神的なストレスのみが原因で頭痛を発症す

                               るケースもあります。

         精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する場所が機能不

                              全を起こし頭痛を引き起こしてします。

         このような、精神的ストレスを原因とする頭痛には、生真面目な性格や几帳

                              面さを持った人がなりやすい傾向にあります。

 

 ②予防・対策について・・・

 心と体の問題から引き起こされる緊張型頭痛は、治し方として原因を少しずつ省くようにすることは

もちろんのこと、他にも生活習慣や疲れ、姿勢、運動不足、冷えなども見直す必要があります。

まず、ライフスタイルの中で緊張を生み出すものを1つ1つ削除して行き、心と体がリラックス

できる環境を作ることが大切です。

そして不安に負けない心を作ることもとても大切になります。

心と体の両方のバランスが良くなることで、緊張型頭痛は改善されていくと考えられます。

 

③治療について・・・

薬物療法、非薬物療法、心理療法が考えられます。そのほか学校や会社での過ごし方の見直しも

治療を効率良くするために必要となります。

また睡眠療法によって、緊張という精神的な信号によって無意識に筋肉が固まるということ

をコントロールするような治療も効果があるとされています。

頑固な緊張型頭痛を治すためには、それらの内の一つだけではなく、多方面からの治療、改善を

試みる必要があるかもしれません。

 

当院では、レーザー治療、鍼灸治療、ストレッチ整体などを行い、多数の患者様がその後の効果

を実感されています。

緊張型頭痛には継続的な治療が必要となりますので、是非当院が誇る頭痛治療を体験してみて下さい!

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交通事故に関して

2015.06.02 | Category: 未分類

 

どこへ行っても治らない患者様や痛みや辛さがわかってもらえない患者様は是非当院へお越しください。

 

当院では患者様の症状に対する不安と痛みを取ることを第一に考えて治療しております。

 

当院では初めて交通事故を起こされた方、病院から転院されて通院される方など、様々なケースでの交通事故の治療を行っ

 

てきました。その中で事故直後は交通事故による症状が発生していないケースがあり、治療の必要性がないと患者さんは判

 

断したものの、1週間後になって症状出現したなんて方もいました。

 

遅れて出てきた症状だから交通事故とは関係ないと思われるかもしれませんが、交通事故による症状は後遺症として残りや

 

すいため治療は必要です。また事故後の対応についてわからない方もいると思います。交通事故に関して心配事がある方は

 

是非当院へご相談ください。

                               腰痛・交通事故 はちがさき鍼灸整骨院

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